「お葬式」後悔しないための虎の巻
後悔しない為の3か条
保存版


その1 費用は総額で把握しましょう

まずグラフをみて下さい。これはお葬式に関するアンケート結果をわかりやすくまとめたものです。
やはり目を引くのは「費用の不安」ですね。
その他の項目の「知識不足」や「会葬者の人数」も噛み砕いて行くと「費用」に辿り着く不安要素と言えるでしょう。
結局「費用の不安」は全体の70%近くになるという事ですね。
逆に言うと、「費用の不安」を解決すればもう70%の問題は解決されます。

費用は常に「総額」で確認
費用は常に『総額』で確認しましょう。
『総額』とはお客様ご自身が支払うトータル金額です。
「当たり前じゃない!」と思うかもしれませんが、意外と「当たり前じゃない」ケースがあります。
お葬式の形式やオプションなどによって支払い方が変わったり、葬儀社によって請求の仕方が変わったりする事があるからです。
なぜそんな事が起きるかと言うと、一般的な「お葬式」は数種類の業者が関わる事で成り立っているからです。
.jpg)
図をご覧下さい。
これがもっともポピュラーなお葬式の構図です。
みてわかる通り「葬儀社」の売り上げ部分は、「基本セット」の中の『A』部分です。
なので、葬儀社によっては見積の段階で『B』と『C』部分が入ってなかったり、説明不足だったりする事があります。
「B火葬代金」と「C斎場使用料」が総額に入ってないと10万円近く変わってきます。
(パッと見た感じ安く感じても結局高くついたって事が無いように必ず依頼する前に確認しておいた方がいいです)
その結果、お客様の思っていた
「想定金額より高かった」「追加で料金を取られた」など不平や不満が生じる事があります。
なので、打ち合わせや説明を受ける段階で常に『総額』を確認するようにしましょう。
『総額』を把握する事で
『費用の関する不安」は一気に解消します。
最近ではきちんと『総額』で説明する葬儀社が増えてきてはいますが、お葬式という特性上、保守的な傾向があり「昔ながらのやり方、説明の仕方」をする葬儀社もまだまだあります。
必ずしっかりと確認しましょう!
もちろん当社は「総額」に入ってますよ!!
その2 元気な時に葬儀の相談をする事
もしあなたが亡くなった時、どんなお葬式をして貰いたいですか?
「出来るだけ費用をかけずにひっそりと」
「家族だけで静かに見送って」
「親戚、知人出来るだけ多くの人に参列して貰いたい」
色々と思い浮かぶと思います。
そのご自身のご意向を、ご家族はご存知ですか?
また逆に、ご家族の方々のご希望はご存知ですか?
実際の葬儀を迎える時に、ご本人のご意向がわからないとご家族は色々と迷います。
普段「葬儀」について話し合う機会は、なかなか無いと思います。
「お葬式の話なんてとんでもない!」
「そんな縁起の悪い話はしないよ」 なんて声が聞こえてきそうですが、、
出来るだけして下さい!
そしてポイントは 元気な時に!
何故「元気な時」かというと、例えば病気になったり、体調を崩したりすると途端に「お葬式」の話はタブーになるからです。
なので普段からご家族でお互いに機会があるごとに話し合っておきましょう。
そうする事で、いざ本当に不幸があった時に、迷わずに済みます。
そして何よりもどんな葬儀にするか決まっている事で
『ご遺族の方々精神的負担は驚くほど軽くなります』

その3 「3要素のバランス」をとる事
一生のうちで皆さんが経験する催事は、色々とあると思います。
例えば、成人式、結婚式、米寿、喜寿、入学式、卒業式、そしてお葬式。
この色々な催事の中でお葬式だけは種類が異なります。
何故ならばそれはお葬式は名目上「自分が主役ではない」からです。
これがいろんな葛藤や迷い、更には後悔にまでつながる要因です。
どう言う事かというと
成人式ならば本人が、「私はこうしたい」「僕はこれでいい」
結婚式ならば「私たち二人で決めた事だから」で済みます。
しかしながら、お葬式の場合「主役である本人」がもういらっしゃらないので葬儀の形式をきっぱりと
「これでいい!」
と言い切るのが心情的に難しいものです。
またご親戚、知人などに意見を言われる、もしくは体裁が気になってしまうと言うのも色々と迷う要因の一つです。
「3つの要素のバランス」とは・・・
葬儀の秘訣は図の3要素のバランスをうまく調整する事が大事です。

『費用』・・・「その1」で説明した「費用の総額」
『内的要因』・・ご家族の意志・ご家族の意見の統一・故人のご意向
『外的要因』・・親戚・知人等の意見・世間的な体裁・地域的な慣習
ここで言いたいのは、上の3要素の「バランス」と言うのは
『均等という意味では無い』
と言うことです。
・絶対に「費用」を重視
・「費用」はいくらかかっても良いから「故人の意向」を重視
・家族のみの式ならば、しっかりとした意志統一
・お客様の会社や地域でのお付き合いを重視
・地域的な習慣を重視など
それぞれお客様の置かれる立場や事情、性格などを十分に考慮して、その比重のバランスをとると言う意味です。
「お葬式」は一人ではあげられません。
ご家族、ご親戚、知人等携わる全ての人が満足するのはなかなか難しいものですが、3要素のバランスをうまくとる事で
「みなさんが納得いく理想のお葬式」
をあげる事が可能です。

「後悔しないお葬式」の為の3か条
その1 予算は総額で把握
その2 葬儀の相談は事前に
その3 バランスをとる事
「後悔しないお葬式」を行う為に3か条を参考にして頂けたら幸いです。
長々とお付き合い頂きありがとうございました。